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木山組で働くということ

左官業は日本が世界に誇る生活文化であり、人々の生活に寄りそう職人の技です。

砂、土、石灰などの自然素材を水と組合せ建物の壁や床を塗り仕上げる左官業の歴史は日本の生活の歴史です。昔ながらの日本建築はもちろん、明治以降は洋風建築にあわせた仕上げ、戦後の鉄筋コンクリート住宅では基礎工事や内装のほか浴室工事に対応するなど、時代とあわせて新しい技術や技を開発しながら日々の生活と寄り添ってきました。
 
左官業は世界中にある仕事ですが、現場ごとに調合した素材を鏝(こて)を使い平滑に仕上げながら、壁や床などに機能面と装飾面の両方を同時にもたせていく日本の技術はまさに伝統文化。自然環境が生み出す素材と語らい、住む人の夢やストーリーをカタチにしていく、匠を目指し日々の技術向上を積み重ねていく価値のある仕事です。


木山組での成長ステップ

約4年で新人からプロの職人として人生をはじめられるサポートを会社が行います
 

1年目:基礎となる知識や技術と共に職人としての姿勢を学び、身につける

入社後はまず建設現場での安全や左官用語についての研修を通じて、未経験者でもスムーズに現場へと入っていける準備期間を設けています。現場に出る前に座学と併せて、先輩職人の方の技術を映像を使って学ぶ「モデリング手法」を用いた、塗り壁トレーニングを通じて基本的な技術を磨ける環境を整えています。
 

2年目:自ら考え行動し、積極的にチャレンジする姿勢を育む

現場での先輩職人のサポートをしながら、言われた仕事をこなすだけではなく、先回りをして仕事が出来るようになるための機会を会社が積極的に提供します。その上で各人が自ら時間をつくってでも新しい仕事に挑戦し、ステップアップしていってもらうことを期待します。
 

3年目:技術の卓越した職人を目指し、仕事のやりがいを肌で感じる

この頃になると下塗り仕事の上にある、仕上げ仕事にも挑戦してもらいます。目に見える箇所を任されることで責任も求められる技術レベルも上がりますが、だからこそ良い仕事が出来た時には格別の喜びがあります。この頃までには仕上がりの違いがわかるようになり、職人としての誇りも生まれてくると思います。
 

4年目:国家資格の二級左官技能士を取得し名実ともに見習いから職人へ

左官のプロになるためには国家資格の取得が必須です。当社では4年目には中級技能者に値する二級左官技能士をとれるようバックアップを行います。この資格を取ることで晴れて見習いではなく、一人前の職人になることが出来、そこから更なる技術向上を目指す職人人生がはじまっていきます。


木山組で働く日々

 

8:30

現場に集合し、準備運動を行った後に本日の作業にはいります。ちなみに現場までの移動は多くの場合、本社に集合し1台の車に相乗りして行います。

10:00

最初の休憩です。同じような休憩が15時にもあり、水分補給を行うなどして、集中して行う左官仕事とのメリハリをつけた過ごし方をします。 

12:00

昼食は約1時間あります。弁当を持参する、コンビニに買いだしに行く、お店にいくなどは現場や人それぞれですが、市内のラーメン店には詳しくなります。

休日

毎週日曜が休日となっています。また、会社規定にそって 毎月もう2日程度の休日を設定しています。

雨の日

マンション等の野丁場をメインとしているため、基本的には雨でも休まずに仕事ができますが、倉庫にて塗りの練習 やサンプルづくりを行うこともあります。


先輩たちの声

松田 俊平

[27歳/職人歴11年]


 
 私は福岡県立小倉高等技術専門校の左官科にて1年間学んでから、木山組に就職し、2018年に念願の一級左官技能士を取得することができました。職人生活も11年目となった最近では現場で後輩の指導をする機会が増えてきましたので、技術のことも大切ですが、それと同じくらい自分が先輩の方々から受け継いできた職人としての考え方や仕事に取り組む姿勢なども一緒に伝えていければ、と思っています。  
 また、現場では職長が仕事に注力できるよう積極的にサポートしながら、自分も早く職長として現場を持てるように、勉強をしています。ちなみに、休日は最近釣りにはまっていて、先輩方と一緒にいくこともあります。

斎條 智

[41歳/職人歴22年]


 私は木山組の職長として場監督や他職種との綿密な打ち合わせ、コミュニケーションをとる事を大切にし、スムーズな段取りが出来るよう常に心がけています。それは現場内の良好な人間関係は質の高い仕事の仕上がりに繋がる、と考えているからです。  
 職人として20年以上働き、一通りの仕事が出来るようになった反面、左官の技や知識は本当に奥深いことを実感することも増えてきました。それを成し遂げていくことに、楽しさと遣り甲斐がありますので、機会があれば新しい技法や材料にも積極的に挑戦・習得し、匠の域を目指したいと思っています。  
 趣味はバイクのツーリングで、妻を後ろに乗せて二人で出かけることもあります。

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